2009年 01月 28日
ギターを弾く人のために・・・Vol.1 |
ギターは指が痛いという人は意外と多い。
まあ最近はギターと言えばまずエレキなため、一時ほどではなくなったが・・・。
昔から多くのバンドマンがステージではエレキ、家ではアコギと使い分けていたように。
そして、バンドの曲作りはほとんどアコギで行っていた様に、
エレクトリックとアコーステックは、
何時も付かず離れずセットでギター弾きの側に在った。
アコギの弦の固さの要因の半分以上はギターのセッティングの詰めの甘さによっている。
簡単に言えば一般的に弦高が高過ぎるッて事。
新品のギターでもセッティングの詰めの甘さがあるとはどうゆうことか?
それでは商品として不完全ではないのか?
そこにはギターとは「楽器」と「商品」の二つの性格(機能)を持って私たちの周りに存在しているという事が関係してくる。
「商品」としてギターという「楽器」が流通しているって事だ。
そこで本来「楽器」が持っていてしかるべき機能の一部が削ぎ落とされる。
そして、その部分はプレイヤーに委ねられる。
もっと単純に言えば、オーダーメイドと吊るし(レディーメイド)と考えると解り易いだろう。「楽器」は本来オーダーメイドなものなのだ。極論すれば音を出したいという「意思」が要求するのはオーダーメイドな「装置(システム)」であり、したがってオーダーメイドな「楽器」からしかオリジナリティを持ったオンガクは産まれないものなのだ。勿論そこにはレディーメイドな楽器を改造してオーダーメイドと同じにする方法も含まれている。
新品普及品のアコギの弦高の高さは、固いピックで激しいストロークしたときのビビリ音に、クレームを付けるユーザーがいる事への、メーカーサイドの対処方法の一つに過ぎない。
また工作精度とその後の輸送保管レベルが「楽器」としての水準に達していないので、初心者にとって弾き難いセッテイングになっているとも言える。
しかし固いピックで激しいストロークしたときにビビらないギターがこの世にどれだけあるだろうか?。
確かに楽器初心者の素朴な希望や疑問で楽器は発展していくものだとは思うが、
やはり現在のギターという楽器は商品に寄り過ぎていると思う。
70年代初頭から中川イサト氏らが中心となって日本に「ギター音楽」を広めて来た。
勿論「ギター音楽」には数えきれないほどの、とても分類出来ないと思われるほどのジャンルがあるのだが、90年代になって押尾コータローらの「イサトチルドレン」とでも言うべき人達によって、フィンガースタイルギターという珍しくも楽器の奏法がジャンルとなったギター音楽が一般化した。と同時に多くのギターの個人製作家(ルシアー)が産まれ評判になっている。しかしその個人製作家とそこにギターをオーダーするユーザーの意識が、せめて「楽器」と「商品」の違いを踏まえた上に成り立っていなければ、より豊かなこれからの「ギター音楽」の発展はないだろう。弾き易い普及品のギターが広まる事が将来のギター音楽の豊かさを保障するのだ。
まあ最近はギターと言えばまずエレキなため、一時ほどではなくなったが・・・。
昔から多くのバンドマンがステージではエレキ、家ではアコギと使い分けていたように。
そして、バンドの曲作りはほとんどアコギで行っていた様に、
エレクトリックとアコーステックは、
何時も付かず離れずセットでギター弾きの側に在った。
アコギの弦の固さの要因の半分以上はギターのセッティングの詰めの甘さによっている。
簡単に言えば一般的に弦高が高過ぎるッて事。
新品のギターでもセッティングの詰めの甘さがあるとはどうゆうことか?
それでは商品として不完全ではないのか?
そこにはギターとは「楽器」と「商品」の二つの性格(機能)を持って私たちの周りに存在しているという事が関係してくる。
「商品」としてギターという「楽器」が流通しているって事だ。
そこで本来「楽器」が持っていてしかるべき機能の一部が削ぎ落とされる。
そして、その部分はプレイヤーに委ねられる。
もっと単純に言えば、オーダーメイドと吊るし(レディーメイド)と考えると解り易いだろう。「楽器」は本来オーダーメイドなものなのだ。極論すれば音を出したいという「意思」が要求するのはオーダーメイドな「装置(システム)」であり、したがってオーダーメイドな「楽器」からしかオリジナリティを持ったオンガクは産まれないものなのだ。勿論そこにはレディーメイドな楽器を改造してオーダーメイドと同じにする方法も含まれている。
新品普及品のアコギの弦高の高さは、固いピックで激しいストロークしたときのビビリ音に、クレームを付けるユーザーがいる事への、メーカーサイドの対処方法の一つに過ぎない。
また工作精度とその後の輸送保管レベルが「楽器」としての水準に達していないので、初心者にとって弾き難いセッテイングになっているとも言える。
しかし固いピックで激しいストロークしたときにビビらないギターがこの世にどれだけあるだろうか?。
確かに楽器初心者の素朴な希望や疑問で楽器は発展していくものだとは思うが、
やはり現在のギターという楽器は商品に寄り過ぎていると思う。
70年代初頭から中川イサト氏らが中心となって日本に「ギター音楽」を広めて来た。
勿論「ギター音楽」には数えきれないほどの、とても分類出来ないと思われるほどのジャンルがあるのだが、90年代になって押尾コータローらの「イサトチルドレン」とでも言うべき人達によって、フィンガースタイルギターという珍しくも楽器の奏法がジャンルとなったギター音楽が一般化した。と同時に多くのギターの個人製作家(ルシアー)が産まれ評判になっている。しかしその個人製作家とそこにギターをオーダーするユーザーの意識が、せめて「楽器」と「商品」の違いを踏まえた上に成り立っていなければ、より豊かなこれからの「ギター音楽」の発展はないだろう。弾き易い普及品のギターが広まる事が将来のギター音楽の豊かさを保障するのだ。
by interloid
| 2009-01-28 12:50
| 音楽