2009年 02月 06日
南伊豆石廊崎風力発電問題シンポジウム vol.2 |
昨日のつづき、
今回のシンポジウムに来られていた方の中に、私の予想外の方が何人かいた。
その中の一人、下田で手広く事業をしているHグループのT氏。
実はシンポジウムの最中、私はその人がHグループの人間だと判らなかった。
次の日に知人から聞いて、そのT氏がHグループの懐刀的な立場の人間であることが判った。それで、やっと納得できた事があった。
T氏はシンポジウムの最中、言葉の表面は風力発電に反対している様なのだが、言葉のトーンや発している気が、風力発電推進派みたいなので、私は「え〜・・・何だろう?」とずっと考えていたのだった。また話の内容も、「TOYOTA不買運動」だったり、私の「風力発電用地軍事施設転用論」に対して「軍事施設でもなんでも住民に利益をもたらすモノなら良い・・・」という発言だったり、なんで今頃になってこんな種類の人間がここにいるのか?と思わせる発言が続いてた。Hグループは通常人がやりたくない様な仕事を小規模産業化し、縮小再生産で地元に雇用口を作ってきた事は、地元(中小)企業としての基本的資質を満たしてはいると思う。しかし、その事業所の立地や設計に、また事業展開のしかたに、南伊豆地域の「場所」と「場」の特性と霊性をわきまえた姿勢が見られない事に私は常々不満を持っていた。
私の友人も何人かそのHグループに勤めている。従業員に対する管理側の姿勢は良い意味でビジネスライク、実力主義で好感がもてる部分もあるという話も伝わってくる。しかし、裏を返せば経済効率(摂取構造の強化)が総てに優先するという意味で、風力発電会社のような一部大資本と同じとも言える。ここだったのだ私の持った違和感は!、Hグループは風力発電会社と同じ資本循環システムを企業理念に持っている。それは今となってはクラシックな労働資本摂取構造であり、企業が新規事業開拓時に地域住民に接する態度としてはコメリと同じ様に威圧的で高慢な態度だ。その姿勢がシンポジウムの間中私に違和感を感じさせ続けていたのだ。
またその発言内容に、「(町の)土地利用委員会が会社(Hグループ)の土地を承諾無く風力発電用地として判を押した」というのがあった。それは主催者側、関連住民含め今迄誰も知らなかった情報だった。ここに政治的戦略が見え隠れしているのではないか?。地権者が判を押した土地を、後になって裏から手を回して会社(Hグループ)の土地だった事にするくらい、近代の政治的戦略を踏まえた企業なら普通にする事だ。そして、その発言と戦略の裏には、Hグループが下田市内で手広く進める多くの業種が、南伊豆町内でなかなかテリトリーを広げられない現実がバックにある。このタイミングで、そのような土地利用委員会の手落ちを指摘する情報が露出するのは、どうも素直に受け取れない。しかもその情報源がHグループなのだから。
南伊豆石廊崎風力発電問題についての関心を表立って表明しているのは、このシンポジウムに集まった人達が表す様に、南伊豆という土地が好きで移り住んで来た人達だ。そして、Hグループの南伊豆町進出に歯止めをかけているのは、風車を最初に誘致した現町長と一部町議に連なるジモッチなのだ。ここで、風力発電反対派と多業種で南伊豆町進出をもくろむHグループの利害関係が一致するのか!!!!。
たぶん風車は建たないだろう。いやしかし、このままでは風車の代わりに、何ものか別のモノを呼び込んでしまうかもしれない。いやそれぐらいでなければ、風車は止まらないのかもしれない。町としてそれなりの代償を払わなければ、一度判を押したモノを覆すことはできないのかもしれない。そうなると本当に今風車が建たない方が良いのだろうか?とも思えてくる。
風車が建たなければ何でも良いのか?
反対の方法は選ばないのか?
その倫理観が問われようとしている。
果してそれは、自然の摂理に沿った方法であり
人の生き様として後世に恥ずかしくない決定なのかと・・・。
今回のシンポジウムに来られていた方の中に、私の予想外の方が何人かいた。
その中の一人、下田で手広く事業をしているHグループのT氏。
実はシンポジウムの最中、私はその人がHグループの人間だと判らなかった。
次の日に知人から聞いて、そのT氏がHグループの懐刀的な立場の人間であることが判った。それで、やっと納得できた事があった。
T氏はシンポジウムの最中、言葉の表面は風力発電に反対している様なのだが、言葉のトーンや発している気が、風力発電推進派みたいなので、私は「え〜・・・何だろう?」とずっと考えていたのだった。また話の内容も、「TOYOTA不買運動」だったり、私の「風力発電用地軍事施設転用論」に対して「軍事施設でもなんでも住民に利益をもたらすモノなら良い・・・」という発言だったり、なんで今頃になってこんな種類の人間がここにいるのか?と思わせる発言が続いてた。Hグループは通常人がやりたくない様な仕事を小規模産業化し、縮小再生産で地元に雇用口を作ってきた事は、地元(中小)企業としての基本的資質を満たしてはいると思う。しかし、その事業所の立地や設計に、また事業展開のしかたに、南伊豆地域の「場所」と「場」の特性と霊性をわきまえた姿勢が見られない事に私は常々不満を持っていた。
私の友人も何人かそのHグループに勤めている。従業員に対する管理側の姿勢は良い意味でビジネスライク、実力主義で好感がもてる部分もあるという話も伝わってくる。しかし、裏を返せば経済効率(摂取構造の強化)が総てに優先するという意味で、風力発電会社のような一部大資本と同じとも言える。ここだったのだ私の持った違和感は!、Hグループは風力発電会社と同じ資本循環システムを企業理念に持っている。それは今となってはクラシックな労働資本摂取構造であり、企業が新規事業開拓時に地域住民に接する態度としてはコメリと同じ様に威圧的で高慢な態度だ。その姿勢がシンポジウムの間中私に違和感を感じさせ続けていたのだ。
またその発言内容に、「(町の)土地利用委員会が会社(Hグループ)の土地を承諾無く風力発電用地として判を押した」というのがあった。それは主催者側、関連住民含め今迄誰も知らなかった情報だった。ここに政治的戦略が見え隠れしているのではないか?。地権者が判を押した土地を、後になって裏から手を回して会社(Hグループ)の土地だった事にするくらい、近代の政治的戦略を踏まえた企業なら普通にする事だ。そして、その発言と戦略の裏には、Hグループが下田市内で手広く進める多くの業種が、南伊豆町内でなかなかテリトリーを広げられない現実がバックにある。このタイミングで、そのような土地利用委員会の手落ちを指摘する情報が露出するのは、どうも素直に受け取れない。しかもその情報源がHグループなのだから。
南伊豆石廊崎風力発電問題についての関心を表立って表明しているのは、このシンポジウムに集まった人達が表す様に、南伊豆という土地が好きで移り住んで来た人達だ。そして、Hグループの南伊豆町進出に歯止めをかけているのは、風車を最初に誘致した現町長と一部町議に連なるジモッチなのだ。ここで、風力発電反対派と多業種で南伊豆町進出をもくろむHグループの利害関係が一致するのか!!!!。
たぶん風車は建たないだろう。いやしかし、このままでは風車の代わりに、何ものか別のモノを呼び込んでしまうかもしれない。いやそれぐらいでなければ、風車は止まらないのかもしれない。町としてそれなりの代償を払わなければ、一度判を押したモノを覆すことはできないのかもしれない。そうなると本当に今風車が建たない方が良いのだろうか?とも思えてくる。
風車が建たなければ何でも良いのか?
反対の方法は選ばないのか?
その倫理観が問われようとしている。
果してそれは、自然の摂理に沿った方法であり
人の生き様として後世に恥ずかしくない決定なのかと・・・。
by interloid
| 2009-02-06 12:27
| 伊豆