2012年 06月 16日
伊豆ジオ・フラワーズ2012June、NG写真vol.1 |
20120528河津バガテル公園で撮影。
世界ジパーク構想は、学問の垣根だけでなく、異業種間の境を無くし、自然学的、鳥瞰的視座の重要性の上に成り立っていると、その解説にうたわれています(ジオパーク・マネジメント入門 : (編集)社団法人 全国地質調査業協会連合会 , 特定非営利活動法人 地質情報整備・活用機構 )。
「ジオサイトを観光スポットに!」というスローガンは地域活性化のとっかかりとしては判り易いのですが、次のステップには上記のような指向性が不可欠と思われます。
また、現在日本各地の「○○を日本ジオパークに!」という運動には、全国地質調査業協会連合会のバイアスがかかっている、と考えるのが自然と思われます。
また、このバイアスは日本(ジオパーク)独自のもののような気がします。
まあ、その本の中で「世界ジオパーク」を解説しているので、この入れ子状態をどう楽しむかって話なのですが・・・。
「植物は嫋(たを)やかな地質学者」はそんな状況の上で付けました。
by interloid
| 2012-06-16 15:42
| アート