2008年 04月 30日
伊豆の風力発電 |
最近何処へ行ってもこの話題が出てくる。
伊豆半島に立つ101機の巨大風車。
伊豆の市町村、下田市をのぞく全域。
南伊豆には17機南伊豆石廊崎には17機118mの風車が立つという。
友人何人かが数百mの土地に住んでいる。
一番近くて200m。
森林伐採の影響で4/19土砂災害も起きている。
官公庁は2年以上前にGOを出し、その後いち民間企業という立場で地権者と20年間の借地契約を進め、中木地区では先払いでお金を受け取ったという。
300数十メーター離れればOKという情報を鵜呑みにして・・・。
去年秋頃からnet上にも情報が散らばりだした。
熱川地区では「反・反対運動」が起った話なども伝わってきた。
伊豆への移住者は殆どが静かな環境を求め山間地に住む。
従って、相対的に風力発電に近くなる。
そして、その近くの風力発電用地の地権者は地に住む人達。
そこで対立が起る。
幸い南伊豆石廊崎の風力発電では、それは免れる事ができそうだ。
それはひとえに南伊豆山間部への移住者の力とも言える。
主な環境破壊は取り付け道路を含めた森林破壊に伴う生態系への影響とプロペラで起きる超低周波による問題。
移住者であろうと地の人であろうと、日常生活を脅かす事が解ってきた時にはもう遅い・・・というのが一部大手資本の戦略なのは明白だ。
だが一番の懸念は景観問題だと思う。
役行者伝説の残る大瀬の蓑掛岩、国立公園伊豆西南海岸の顔あいあい岬のある中木。
勿論、他の開発なら良いというのでもないし、自然破壊を短絡的に拒絶する気もない。人的行為を自然の一部としてどのように位置付けるかだ。
前に書いた様に問題は「シンボルの抽象化」にある。
観光資源とかどうとかいう視点ではなく、もっと大きな視野で伊豆の景観に101機の巨大風車が似合うかどうか・・・「地球のデザイン」の問題なのだ。
塚本誠二郎氏が石廊崎風力発電反対のロゴ(マーク)を作った。
そのセンスに近いと思う。
権利闘争に落ち込まない為には、そこを押さえておかなくてはならない。
勿論、現実問題に直面している何人かの友人達に知らんぷりをする気などはない。
建設予定地に業者と一緒に登り、明らかに磐座とわかる巨石があり、
その巨石はどうするのかと同行した業者に尋ねると削岩機で砕くと言う。
磐座という言葉さえ担当者は知らないのではないか?
そのような企業に伊豆の自然は任せられない。
3月からnet上でもニュースが目につく『アースデイ』関連で
この話題が取り上げられないのも情報操作の一端ではないのか?
いや、『アースデイ』もグリーン何たらかの類と同じ穴のムジナなのだろう?
その友人達をとりまく状況は予想以上のスピードで日々変化しつつあるという。
私もしばらくの間は目が離せない。
伊豆半島に立つ101機の巨大風車。
伊豆の市町村、下田市をのぞく全域。
南伊豆には17機南伊豆石廊崎には17機118mの風車が立つという。
友人何人かが数百mの土地に住んでいる。
一番近くて200m。
森林伐採の影響で4/19土砂災害も起きている。
官公庁は2年以上前にGOを出し、その後いち民間企業という立場で地権者と20年間の借地契約を進め、中木地区では先払いでお金を受け取ったという。
300数十メーター離れればOKという情報を鵜呑みにして・・・。
去年秋頃からnet上にも情報が散らばりだした。
熱川地区では「反・反対運動」が起った話なども伝わってきた。
伊豆への移住者は殆どが静かな環境を求め山間地に住む。
従って、相対的に風力発電に近くなる。
そして、その近くの風力発電用地の地権者は地に住む人達。
そこで対立が起る。
幸い南伊豆石廊崎の風力発電では、それは免れる事ができそうだ。
それはひとえに南伊豆山間部への移住者の力とも言える。
主な環境破壊は取り付け道路を含めた森林破壊に伴う生態系への影響とプロペラで起きる超低周波による問題。
移住者であろうと地の人であろうと、日常生活を脅かす事が解ってきた時にはもう遅い・・・というのが一部大手資本の戦略なのは明白だ。
だが一番の懸念は景観問題だと思う。
役行者伝説の残る大瀬の蓑掛岩、国立公園伊豆西南海岸の顔あいあい岬のある中木。
勿論、他の開発なら良いというのでもないし、自然破壊を短絡的に拒絶する気もない。人的行為を自然の一部としてどのように位置付けるかだ。
前に書いた様に問題は「シンボルの抽象化」にある。
観光資源とかどうとかいう視点ではなく、もっと大きな視野で伊豆の景観に101機の巨大風車が似合うかどうか・・・「地球のデザイン」の問題なのだ。
塚本誠二郎氏が石廊崎風力発電反対のロゴ(マーク)を作った。
そのセンスに近いと思う。
権利闘争に落ち込まない為には、そこを押さえておかなくてはならない。
勿論、現実問題に直面している何人かの友人達に知らんぷりをする気などはない。
建設予定地に業者と一緒に登り、明らかに磐座とわかる巨石があり、
その巨石はどうするのかと同行した業者に尋ねると削岩機で砕くと言う。
磐座という言葉さえ担当者は知らないのではないか?
そのような企業に伊豆の自然は任せられない。
3月からnet上でもニュースが目につく『アースデイ』関連で
この話題が取り上げられないのも情報操作の一端ではないのか?
いや、『アースデイ』もグリーン何たらかの類と同じ穴のムジナなのだろう?
その友人達をとりまく状況は予想以上のスピードで日々変化しつつあるという。
私もしばらくの間は目が離せない。
by interloid
| 2008-04-30 21:14
| 伊豆