2007年 12月 23日
「神の国伊豆」と「日本という方法」 |
鎮魂行法という、祓(はらい)や禊(みそぎ)の行を思い浮かばせる古代から日本に伝わる「カタ」が伝えて来たもの(=日本人特有の癖)は、現代の私たちやこの社会にも大きな影響をおよぼしている。団塊の世代が学園紛争で後の時代に残してくれたものとは、権利闘争に見切りをつけ、自己の内面に降りてゆく事で解って来た、そのどうしようもなく、しかし可能性に満ちた「日本的なるもの」だったのではないのか・・・。
戦前の軍部に利用された「大日本世界教稜威会」の歴史などから、神道や右翼という言葉だけで眉をひそめるのには、もう飽き飽きした。
もっと冷静な目で歴史を読む目が養われても良いだろう。
12/22
外岡龍二氏と一緒に塚本誠二郎氏の「開」へ行く。
下田市史の原稿がやっと脱稿したという。
でも校正やらなんやらで後1年はかかるとか・・・。
伊豆半島南部の遺跡について、一般向けの最初のしっかりとした書物となるだろうとの事。たのしみだ!
来年、講演会とIZUKEIのミックス・メディア・イベントをやろう!という話が進む。
塚本誠二郎氏が「みいづ」の名付け親という話から、
稜威の話となったところでタイムアップ。
有名な軍歌にも出てくる。
大政翼賛会が国民的行事に禊行を採用したように、ここでは皇国史観という狭義で戦略的な用法で稜威が使われている。
「愛国行進曲」
作詞:森川 幸雄
作曲:瀬戸口藤吉
一、
見よ東海の空あけて
旭日(きょくじつ)高く輝けば
天地の正気(せいき)溌剌(はつらつ)と
希望は躍る大八洲(おおやしま)
おお晴朗の朝雲に
聳(そび)ゆる富士の姿こそ
金甌(きんおう)無欠揺るぎなき
わが日本の誇りなれ
二、
起(た)て一系の大君(おおきみ)を
光と永久(とわ)に戴(いただき)きて
臣民われら皆共に
御稜威(みいつ)に副(そ)わん大使命
往(ゆ)け八紘(はっこう)を宇(いえ)となし
四海の人を導きて
正しき平和うち建てん
理想は花と咲き薫る
三、
いま幾度かわが上に
試練の嵐哮(たけ)るとも
断固と守れその正義
進まん道は一つのみ
ああ悠遠の神代(かみよ)より
轟(とどろく)く歩調うけつぎて
大行進の行く彼方
皇国つねに栄えあれ
そういえば今日の朝静岡のHPのリンクを調べていて陸軍潜水輸送艇『まるゆ』が下田鍋田湾で爆沈した・・・に行き当たったのも上記の繋がりか?
「・・・海底の遺体捜索をはじめた。地元の海女さん数名も自発的に参加してくれて・・・」などの記述が生々しい。
午後ヴィラ弓ケ浜の竹澤さんが来る。
2008/1/11〜12と茂在寅男氏関連の方々を中心に、伊豆石の丁場跡見学をかね伊豆で親睦会をするという。
あの小田静夫氏も来るかもとのこと。佐藤工房カフェオープニングLIVEもレッスンもあるし、どうにか時間つくれるかな・・・。
戦前の軍部に利用された「大日本世界教稜威会」の歴史などから、神道や右翼という言葉だけで眉をひそめるのには、もう飽き飽きした。
もっと冷静な目で歴史を読む目が養われても良いだろう。
12/22
外岡龍二氏と一緒に塚本誠二郎氏の「開」へ行く。
下田市史の原稿がやっと脱稿したという。
でも校正やらなんやらで後1年はかかるとか・・・。
伊豆半島南部の遺跡について、一般向けの最初のしっかりとした書物となるだろうとの事。たのしみだ!
来年、講演会とIZUKEIのミックス・メディア・イベントをやろう!という話が進む。
塚本誠二郎氏が「みいづ」の名付け親という話から、
稜威の話となったところでタイムアップ。
有名な軍歌にも出てくる。
大政翼賛会が国民的行事に禊行を採用したように、ここでは皇国史観という狭義で戦略的な用法で稜威が使われている。
「愛国行進曲」
作詞:森川 幸雄
作曲:瀬戸口藤吉
一、
見よ東海の空あけて
旭日(きょくじつ)高く輝けば
天地の正気(せいき)溌剌(はつらつ)と
希望は躍る大八洲(おおやしま)
おお晴朗の朝雲に
聳(そび)ゆる富士の姿こそ
金甌(きんおう)無欠揺るぎなき
わが日本の誇りなれ
二、
起(た)て一系の大君(おおきみ)を
光と永久(とわ)に戴(いただき)きて
臣民われら皆共に
御稜威(みいつ)に副(そ)わん大使命
往(ゆ)け八紘(はっこう)を宇(いえ)となし
四海の人を導きて
正しき平和うち建てん
理想は花と咲き薫る
三、
いま幾度かわが上に
試練の嵐哮(たけ)るとも
断固と守れその正義
進まん道は一つのみ
ああ悠遠の神代(かみよ)より
轟(とどろく)く歩調うけつぎて
大行進の行く彼方
皇国つねに栄えあれ
そういえば今日の朝静岡のHPのリンクを調べていて陸軍潜水輸送艇『まるゆ』が下田鍋田湾で爆沈した・・・に行き当たったのも上記の繋がりか?
「・・・海底の遺体捜索をはじめた。地元の海女さん数名も自発的に参加してくれて・・・」などの記述が生々しい。
午後ヴィラ弓ケ浜の竹澤さんが来る。
2008/1/11〜12と茂在寅男氏関連の方々を中心に、伊豆石の丁場跡見学をかね伊豆で親睦会をするという。
あの小田静夫氏も来るかもとのこと。佐藤工房カフェオープニングLIVEもレッスンもあるし、どうにか時間つくれるかな・・・。
by interloid
| 2007-12-23 20:44
| 祭祀遺跡